815号型軽巡洋艦

815号型軽巡洋艦(815ごうがたけいじゅんようかん)は、日本海軍が計画した防空巡洋艦1941年(昭和16年)より策定の昭和17年度艦船補充第一期計画(通称⑤計画)において巡洋艦小型(巡小)と呼ばれ4隻計画された。主力艦直衛のための小型防空巡洋艦で、アメリカのアトランタ級に近い性格を持つ艦である。要目は以下の通り。

  • 基準排水量:5,800t
  • 兵装:65口径10cm連装高角砲4基8門(いわゆる長10cm高角砲
  • 航空機:2機

これ以上の詳細は伝わっていない。

ミッドウェー海戦の結果により⑤計画は空母建造中心の改⑤計画へ移行する。この時戦艦、巡洋艦建造計画の多くが中止となり、本計画も中止となった。

同型艦

全て計画のみ

  • 第815号艦 - 第816号艦 - 第817号艦 - 第818号艦

参考文献

  • 雑誌丸編集部『丸スペシャルNo124 戦時中の日本巡洋艦Ⅱ 日本海軍艦艇発達史』潮書房、1987年

関連項目

は未成艦・国旗は建造国  1:最上型は軍縮条約失効後に重巡洋艦に改装。
天龍型
  • 天龍
  • 龍田
球磨型
  • 球磨
  • 多摩
  • 北上
  • 大井
  • 木曾
長良型
  • 長良
  • 五十鈴
  • 名取
  • 由良
  • 鬼怒
  • 阿武隈
川内型
  • 川内
  • 神通
  • 那珂
  • 加古
 
  • 夕張
最上型1
  • 最上
  • 三隈
  • 鈴谷
  • 熊野
阿賀野型
  • 阿賀野
  • 能代
  • 矢矧
  • 酒匂
大淀型
  • 大淀
  • 仁淀
計画のみ
鹵獲艦
  • 中華民国の旗八十島
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