瑞穂大橋

曖昧さ回避 この項目では、東京都江戸川区の橋について説明しています。神奈川県横浜市神奈川区の橋については「臨港幹線道路」をご覧ください。
東京都道450号標識
新中川西岸から見る瑞穂大橋

瑞穂大橋(みずほおおはし)は、新中川に架かるのひとつで、東京都道450号新荒川葛西堤防線(篠崎街道)を通す。

東・西岸の東京都江戸川区江戸川四丁目地内を結び、新中川の最下流(旧江戸川との合流部)部に位置する。

また、瑞穂大橋は東京都が管理する橋梁である。

歴史

  • 1962年昭和37年) - 新中川掘削工事に伴い、最下流部に架橋された[1]
  • 2006年平成18年) - 架け替え工事の開始。

旧橋の諸元

整備事業

旧橋は架橋から46年が経過し、交通量の増加等による老朽化、高潮対策上必要とされる桁下高が確保されておらず、防災上の問題も抱えていた。

その現状を改善するため東京都の瑞穂大橋整備事業により、架替工事が2006年(平成18年)に着工された。

新橋は旧橋の下流側に架設された。2011年(平成23年)1月29日に完成し、2月13日に新橋へ交通を切り替えた。旧橋は2012年(平成24年)5月に撤去された。

新橋の特色

東岸の取付道路が直線の線形に変わり、西岸の取付部も下流側に架設される。両岸の道路線形に合わせ、橋上で緩やかな「くの字」にカーブした形の橋となる。

また、車道の両側には幅員3.0 mの歩道を設け、自転車・歩行者が円滑かつ安全に通行できるようになる。

新橋の概略

  • 形式 – 3径間連続鋼床版桁橋
  • 橋長 – 163.3 m
  • 支間 – 42.2 m + 59.6 m + 59.8 m
  • 幅員 – 14.8〜15.3 m(車道:8.8〜9.3 m 歩道:3.0 m×2)
  • 着工 – 2006年(平成18年12月)
  • 完成 – 2011年(平成23年3月)
  • 工事主体 – 東京都
  • 橋梁設計 – 株式会社東光コンサルタンツ
  • 鋼桁製作・架設 – 日本橋梁株式会社
  • 事業費 – 27億円

周辺

「江戸川 (江戸川区)」も参照

隣の橋

(上流) - 瑞江大橋 - 新今井橋 - 瑞穂大橋 - 旧江戸川に合流 - (下流)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “江戸川区の橋(3)新中川・新川の橋”. 江戸川区(江戸川区郷土資料室) (2014年10月21日). 2018年6月27日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 特例都道第450号線 瑞穂大橋整備事業(東京都第五建設事務所)
  • 新中川に架かる橋(その3) - コスモ技研
中川の橋
中川
新中川
旧中川
  • (荒川・旧中川分派点)
  • ゆりのき橋
  • 中平井橋
  • 平井橋
  • 江東新橋
  • JR総武本線旧中川橋梁
  • ふれあい橋
  • 中川新橋
  • 亀小橋
  • 逆井橋
  • 虹の大橋
  • もみじ橋
  • さくら橋
  • 船堀橋
  • 都営新宿線東大島駅
  • 中川大橋
  • 平成橋
  • (荒川)
ウィキメディア・コモンズには、中川の橋に関するカテゴリがあります。

座標: 北緯35度40分48.5秒 東経139度53分9.6秒 / 北緯35.680139度 東経139.886000度 / 35.680139; 139.886000